Film Education Lab のメンバーに加わりました
このたび私、行政書士・長谷部美子は、映像制作を通じた教育を志す【Film Education Lab】に、メンバーとして参加することになりました。
Film Education Lab とは
「Film Education Lab(フィルム・エデュケーション・ラボ)」略称「F.ラボ」は、映像制作を通じた教育プログラム「Film Education」を開発し、その授業の実践と普及に努めています。
子どもたちが1人1台のタブレット端末を使って、撮影から編集までの一連の映像制作を行う総合的な学習は、これからの社会で必要な力を養うのにうってつけの教育メソッドなのです。
映像とアートに深い愛情を持つ映画監督・映像ディレクターであり、教育現場での経験も豊富な山﨑達璽が開発し、子どもたち、そして教員たちに届けるべく、その授業の実践と普及に努めています。
詳しくはぜひこちらのHPをご覧ください。
Film Education で学べるもの
F.ラボの「Film Education」の取り組みは大きく、2つの学びを提供します。
何かを伝えるという意図を持った映像表現を自ら体験することを通して、未来を生き抜くための5つのチカラを身につける
- 協働作業ができる:本格的な映像制作だからこそ、1人ひとりの目的意識が必要です。
- 多様性を理解する:双方向のコミュニケーションにより相手を尊重する機会となります。
- 社会とのリンク:撮影に必要な取材や許可取りなど、実社会と関わりを経験します。
- メディアリテラシー:自ら目的をもって創作することで映像制作者の意図に気づくことができます。
- 学び続ける:プロのスキルを学び表現の幅が広がることで、好奇心や知識欲を高めます。
もちろん、タブレット端末や編集アプリの使い方(このあたりはむしろ子どもにとって易しい)とともに、撮影や編集、そして演出面ではプロの技術や知識を学ぶことができます。
映画をはじめとする映像表現物の鑑賞を通して、その内容・主題・本質を批判的思考で吟味しながら、楽しむ方法を学ぶ
YouTubeやTikTokなどで動画視聴が身近にある子どもたちですから、興味関心も強く、楽しんで取り組めるのですが、じつは映像の鑑賞の仕方、受け取り方を体系だって学ぶ機会はこれまでほぼありませんでした。
こうした機会を持てるよう、映像制作やその鑑賞を通じた「Film Education」を普及させていきたい考えです。
なにをするの?
そんな「Film Education」を教育現場に届けるF.ラボで、私はどのように関わっていくのか。
これまでの映像業界で培ってきたキャリアを生かし、そして著作権に強みを持つ行政書士として、法的な側面からプログラムを強化したり、書類作成のプロとしてバックオフィスのお手伝いをしていきます。
映像制作やICTを活用するうえで必須となる知的財産に関する知識は、まだまだ教育現場に行き渡っていないようです。著作権は分からないから触らないでおこう、ではなく、知識を持ったうえで正しく使っていく方に導いていけたら、子どもたちの将来にも文化的な発展にも役立つのではないかと思います。
具体的な活動でお知らせできるものがあれば、こちらでもご紹介させていただきます。
教育現場や教育関係でF.ラボの活動にご興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひお問合せください。